H29年度　職員自己評価の分析・改善策

 

 

★  環境・体制整備（評価項目①～③）に関すること

 

・物理的な面については早急な改善は難しいのが現状である。グループ分け、時間差の活動等で対応を工夫していきたいと考える。

 

・法的な人員配置を満たしてはいるが、１対１対応でないと難しい利用者が多いのも現実である。利用調整等を配慮しながら職員配置を考えたい。安心・安全第１である。

 

 

 

★  業務改善（評価項目④～⑧）に関すること

 

・保護者アンケート、自己評価の集計結果については、必ず目を通してほしい。今年度から自己評価については公表を義務付けられたので、３月末にはHP上にUPすることになる。

 

・全体での研修がなかなか取れないが、アセスメント会議・反省会において、支援方法の具体的な案等も出ているので、研修の機会ととらえてほしい。会議録を必ず取っているので、それに目を通すだけでも違うと思う。

 

・昨年度の反省をもとに、第三者委員会のメンバー、NPO法人の理事には、毎月の活動の様子を知らせる「おたより」活動記録等を送付した。合わせて保護者アンケートや自己評価結果も送付の予定。

 

・業務改善の第１歩は、退社時間の厳守であると考える。みんなで良い知恵を出しあっていきたい。どうしても送迎等の時間が張るので遅くなる。

 

 

 

★  適切な支援の提供（評価項目⑨～⑲）に関すること

 

・放課後等デイサービスの制度改正については、職員研修を行ったが、そのほか、ガイドラインについての図書や放デイの実践についての図書も購入しているので一読してほしい。

 

・活動プログラムについては、常勤職員が原案を作るが意見があればどんどん出すようにしてほしい。マンネリを防ぐためにも、新しい行事があれば提案してほしい。どんどん地域にでていきたいと思っている。細案でなくてよいが、週間の活動内容が把握できるとその日の打ち合わせ時間の短縮になるかと思う。

 

・打ち合わせや反省については、十分実施していると思う。いかに時間短縮を図るかを今後の検討課題としたい。

 

 

 

★  関係機関や保護者との連携（評価項目⑳～29）に関すること

 

　・サービス担当者会議については、自発管の出席が多いが、交代で職員が出席することも可能と思われる。来年度はぜひそうしたい。

　・ケース会議や情報交換会については、必ず復命の書類を回覧しているので、必ず目を通してほしい。

 

　　・専門的な知識がないと、保護者に提供できそうもないようなこと（ペアレントトレーニングや福祉制度について）については、外　　　部講師を招聘して実施することを検討したい。

 

　　・来年度は、医療的ケアが必要な利用者の利用回数が増え、訪問看護師が時間で措置されることとなっているので、主治医や看護師との連絡調整が必ず必要となるし、全職員が周知しておくことが必要となる。

 

 

 

★  保護者への説明責任等（評価項目30～37）に関すること

 

・保護者アンケートでも厳しい評価を受けたのが、31の項目であった。保護者同士のつながりを作るためにも、保護者会の開催を来年度は必ず実施したいと考えている。研修としてかしこまらなくても、利用者の保護者同士が集まって話せる場の提供でもよいかと思っている。

 

・NPOの新春会やキャンプ・「海で遊ぼう」等の行事に利用者がもっとたくさん参加できるとよいと思う。そのためには、職員の勤務の振替を考えたり、ボランティアの募集をしたりといったことが必要になると思っている。

 

 

 

★  非常時の対応（評価項目39～43）に関すること

 

・対応マニュアルの作成はしているが、それについて保護者はもちろんのこと職員への周知ができていなかった。職員研修を早急に実施したい。

 

・避難訓練も、事前指導や事後指導を含めたかたちで活動プログラムに組み込んでの計画的な実施が望まれる。

 

・虐待防止に関しては、職員のストレスチェックの定期的な実施や研修を年間行事の中に組み込んでいきたい。

 

・食物アレルギーに関しては、人数は少ないが、定期的に職員に対しての啓発を行なうことを意識したい。

 

 

 

★  その他

 

・人任せにしない。報告・連絡・相談・確認を必ず行いましょう。自分から発信し、それをみんなが受け止めることのできる職場であ　りたいと思っている。

・その日その日の利用者の様子で、臨機応変が求められることが多い職場である。一人で抱え込まないで、SOSを出すことを躊躇しない職場でありたい。