H30年度 保護者評価の分析・改善策

 

                                                                                                                                           

 

※平成29年4月から障がい児通所支援にかかる制度改正があり、放課後等デイサービスガイドラインの内容に沿った評価の実施が義務付けられました。また、職員の自己評価とともに、保護者評価の結果や改善策については、公表しなくてはならないと規定されています。ドリームキッズホームページ(ブログとは別です)並びに障害福祉サービス等情報公表システムに公表します。

 

※アンケート提出率が昨年度は83%と高い提出率でしたが、今年度は実施時期を早めたり、回収期間を短くしたりした影響か、72%にとどまりました。ご協力に感謝いたします。

 

 

 

評価項目について

 

 

 

①評価項目1 ・・・ 活動スペースについてです。

 

1日の利用定員は10名を基準とし、1日15人以上を受け入れてはいけないことになっております。1ヶ月の利用平均が1日13人を超えることが無いように調整をしています。活動スペースが広いとは言えませんが、これ以上の敷地確保や部屋数の増加は見込めないので、地域資源の有効利用を考えながら活動していきたいと思います。

 

また、グループに分けての外出や、時間差をつけた活動プログラムの実施等で対応しております。

 

 

 

②評価項目2 ・・・ 職員の配置数や専門性についてです。

 

 平成29年4月から制度改正があり、児童発達支援管理責任者(岩本)の資格要件及び配置すべき人員の基準が変更されました。現在、児童数に対する職員の数や資格要件につきましては、基準人員以上に加配をしています。昨年8月からは、看護師資格のある職員を雇用して医療的ケアが必要なお子様への対応も強化しております。しかし、資格があるだけで十分と言うわけではないので、発達について、医療的ケアについてなど研修を重ねていますし、これからもさらに研修を進めていきます。

 

 

 

④評価項目3 ・・・ 施設設備のバリアフリー化についてです。

 

 十分とは言えませんが、一応のバリアフリーは出来ているかと思います。入り口付近に置いてある、遊び道具や車いすを別の場所に収納したいと思っております。

 

 

 

⑤評価項目4・5 ・・・ 個別の支援計画や活動プログラムについてです。

 

 相談事業所が策定した「サービス利用計画」をもとに、より具体的な目標の設定や具体的な支援の手立てを職員全員で検討してから、保護者の方とも話し合いながら「個別支援計画」を立案、実践しています。学校との支援計画と大きく違っていたり、この力をつけてほしいということがありましたら、遠慮なく言ってください。変更しながらよりよい支援ができるようにします。

 

 

 

⑥評価項目6 ・・・ 他の児童クラブや放デイ、障害のない子との交流機会についてです。

 

 夏休みには、地元の小学校のプールや公共プールを利用させてもらいました。ドリームキッズ単独で利用することもありましたが、一般開放の時間帯にも利用して一緒に水遊びを楽しみました。また、のびっこさん、えーるさんと合同で萩ツインシネマを貸切りにしての映画鑑賞やほっとすぺーす主催のお茶会には毎年参加しています。来年度は、萩市、長門市の放デイ連絡協議会を立ち上げて、他の放デイさんと定期的に情報交換をしながら、プログラムの工夫や合同活動をめざします。ドリームスクール・はぎとの合同学習も継続していきます。

 

 

 

⑦評価項目7・8 ・・・ 支援内容や利用者負担、日頃の様子が伝えられているかということ についてです。

 

 おやつ代・実費等については、月初めに集金袋を配布して集金しています。その際、集金の明細や活動の様子はプリントでお知らせしているかと思います。連絡帳でもお知らせしますが、日によっては、記入が難しい事もありますので、ご了承ください。子どもと過ごす時間を優先し、特別にお知らせしたいことにつきましては、送迎時や電話で連絡させていただきます。またブログも検索していただけると嬉しいです。がんばって更新します。

 

 

 

⑧評価項目9・10 ・・・ 保護者に対しての助言や保護者会開催等による保護者同士の連携に関することです。

 

 今回も、厳しい評価をいただきました。8月に保護者研修会並びに交流会を計画しましたが、日頃の行いの悪さが災いしてか、台風接近のためやむなく中止としました。その後、講師の都合や日程が合わず実現が叶いませんでした。申し訳ありません。形式にとらわれることなく、集まれる時に、集まれる人が集まって気軽に話せる機会や、キッズのクッキングや外出活動に保護者も一緒に参加してもらう機会を設けたり、福祉制度に関する情報について、他の関係機関と連携しながら外部講師を招聘して聴ける機会を計画したりしたいと思います。今回のアンケートで、保護者が望んでおられることがよくわかりました。保護者同士をつなぐ役割の一端を放デイが担いたいと思います。

 

 

 

⑨評価項目11 ・・・ 苦情対応についてです。 

 

 玄関入口のサッシに「苦情解決制度のご案内」というポスターを掲示しております。サービスについて疑問の点やご不満がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

 

 

 

⑩評価項目12・13 ・・・ 意思の疎通や保護者に対する情報発信についてです。

 

 視覚支援のための写真や絵カード、手話・指文字、ジェスチャー等個々に合わせて使い分けてどの職員も対応できるように共通理解を深めてまいります。

 

 毎月の利用希望表、「おたより」、実費集金関係のプリント、ブログ等で活動概要は出来るだけ発信しているつもりです。職員の自己評価につきましては毎年実施してきましたが、結果を公表するには至らず、事業所内で改善策を検討するにとどまっておりました。しかし、昨年度からブログではなく、NPO法人ゆう・ゆう・はぎのホームページ上に掲載しております。今年度も3月10日前後をめどにホームページに公開いたします。

 

 

 

⑪評価項目14 ・・・ 個人情報に関することです。

 

 個人情報に関することにつきまして、貴重なご意見をいただきました。送迎時刻表につきましては、3月から個人の利用カレンダーに送迎時刻を記入することにしました。訂正や、時刻変更のご希望等ありましたら、遠慮なくご連絡ください。

 

 

 

⑫評価項目15・16 ・・・ 危機管理に関することについてです。

 

緊急対応マニュアル・防犯マニュアル・感染症対応マニュアルについては、策定しております。冊子にして玄関に置いて閲覧可能にしております。人命に係る重要な事ですが、保護者への情報発信が不足しておりました。マニュアルに沿って有事の折には、きちんと対応できるように職員研修も行ってまいりたいと思います。また、避難訓練につきましても、火災・地震・風水害につきまして、啓発指導とともに、年間3回の避難訓練を実施しております。ブログには掲載したことがあるかと思いますが、情報提供が十分ではなかったかと思います。しかし、利用者全員がそろうことはないので、利用者によっては訓練に参加しない方もおられるかと思います。

 

 

 

⑬評価項目17・18・・・通所を楽しみにしているか、支援に満足しているかについてです。

 

 励みになる評価をいただきました。家庭・学校に次ぐ居場所となるように、子どもたちとしっかり関わりながら、ゆっくり、じっくり、楽しく活動して参ります。

 

 

   アンケートへのご協力ありがとうございました。