H31年度 保護者評価の分析・改善策

  

※平成29年4月から障がい児通所支援にかかる制度改正があり、放課後等デイサービスガイドラインの内容に沿った評価の実施が義務付けられました。また、職員の自己評価とともに、保護者評価の結果や改善策については、公表しなくてはならないと規定されています。ドリームキッズホームページ(ブログとは別です)並びに障害福祉サービス等情報公表システムに公表します。

 

 

 

評価項目について

 

 

①評価項目1 ・・・ 活動スペースについてです。

 1日の定員は10名を基準とし、15名以上を受けいれてはならない、1ヶ月の平均利用者が113人を超えてはならないと法律で定められています。この範囲に収まるように毎月利用者の調整を行いますので、希望が全部叶うことが難しい状況です。

・活動スペースが広いとは言えませんが、これ以上の敷地確保や部屋数の増加は見込めないのが現状です。地域資源の有効利用や活動グループの編成、活動プログラムの工夫等で補っていきたいと思っております。 

 

 

②評価項目2 ・・・ 職員の配置数や専門性についてです。

 ・現在、受け入れる利用者に対する職員数や資格要件につきましては、すべて基準以上の条件を満たしております。昨年12月から保育士1名が産休に入りましたが、それでも基準はクリアーしております。各種研修にできるだけ職員を参加させながら、専門性の向上に努めてまいります。

・今年度は男性職員1名(1月からはもう1名計2名)を配置することができました。

 



④評価項目3 ・・・ 施設設備のバリアフリー化についてです。

 ・十分とは言えませんが一応のバリアフリーはできているかと思います。しかし、年数が経ち荷物が多くなったので置き場所に困り玄関付近に置きぱなっしにしていたり、遊んだ後の片付けが不十分で乱雑に置いてあったりで、車いすの移動に困ることもありますので、日々の整理整頓に気をつけたいと思います。 

 

 

⑤評価項目4・5 ・・・ 個別の支援計画や活動プログラムについてです。

 ・相談事業所(ほっとすぺーす、いぶき、長門相談支援センター等)が保護者の方と相談して作成された「サービス利用計画」をもとに、当事業所でより具体的な目標や目標達成のための手立てについて全職員で検討して「個別支援計画」を立案し、実践しております。学校との支援計画と大きく違っていたり、こんな力を伸ばしてほしいという要望がありましたら、遠慮なくおしゃってください。学校とも情報を共有しながら支援にあたりたいと思います。

・「生きる力」をじっくり、ゆっくり、楽しく身につけていってほしいと思っています。その為に、外出活動、買い物活動、調理実習、作業活動、個別活動、制作活動、農業活動等々、体験を重視したプログラムを中心にアクティブに活動するようにしています。活動がマンネリ化しないように今後もいろいろな活動を仕組んできたいと思っております。

 

 

⑥評価項目6 ・・・ 他の児童クラブや放デイ、障害のない子との交流機会についてです。

 ・夏休みには、近くの越ケ浜小学校のプールを利用させてもらっています。ドリームキッズ単独で利用することもありますが、小学生は、プールの一般開放の時間帯にも利用させてもらって、越ケ浜小学校の児童と一緒に水遊びを楽しみました。

・毎年、夏休みの最終週には、他の放デイ「のびっこ」・「えーる」さんと合同で萩ツインシネマを貸し切りにしての映画鑑賞会を実施しています。

・そらいろクラブは、ドリームスクール・はぎの学生と一緒に活動しますし、年間何回か合同学習も実施しています。

・萩市・長門市の放デイの情報交換会を定期的に行いながら、合同活動もできるとよいと思っています。

 

 

⑦評価項目7・8 ・・・ 支援内容や利用者負担、日頃の様子が伝えられているかということ についてです。

・保護者の方から、集金をさせていただくおやつ代・実費集金につきましては、月初めに集金の明細や活動の様子をお知らせするプリントを同封した集金袋をお渡ししているかと思います。

・活動費として家庭から現金をご持参いただきました時には、使用した金額のレシートを連絡帳に貼付するようにしておりますのでご確認ください。 

・毎月のおたよりや日々の連絡帳等でお知らせするように心がけてはおりますが、日によっては、活動時間が押してしまって、連絡帳の記入が難しいこともあります。

特別にお知らせしたいことにつきましては、送迎時や電話で連絡させていただくようにしております。保護者の皆様も、遠慮なく電話やメールでお問い合わせください。

・ここ最近、更新が滞っておりますが、ブログでも日々の様子をお知らせできるようにいたします。

 

 

⑧評価項目9・10 ・・・ 保護者に対しての助言や保護者会開催等による保護者同士の連携に関することです。

 ・現在利用登録者数が53名になっておりますが6ヶ月ごとの面談につきましては、全員の方と実施できております。ご協力に感謝しております。

・子育てに関する助言につきましては、保護者の方と一緒に考える、選択肢の提示、書籍の紹介、専門家の紹介等ができるように職員も研修に努めてまいります。

 ・今年度、懸案となっておりました講演会と保護者会を8月に実施することができました。「性」に関する講演会のあとにドリームキッズに会場を移しての保護者会でしたのでバタバタしましたが、子どもたちが作った焼きそばやおにぎり、焼き鳥等をを食べた後に保護者・職員と懇談することができました。来年度も企画したいと思っております。

・NPO主催で、夏には海水浴・秋にはキャンプ・冬には新春会を開催しております。この機会も保護者同士の交流の場になるのでないかと考えております。ぜひご参加ください。

 

 

⑨評価項目11 ・・・ 苦情対応についてです。 

 ・玄関に「苦情解決制度のご案内」というポスターを掲示しております。

 サービスに関しまして疑問の点やご不満等がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

・山口県社会福祉協議会内には、福祉サービス苦情解決委員会も設置されております。

 

 

⑩評価項目12・13 ・・・ 意思の疎通や保護者に対する情報発信についてです。

 ・視覚支援のための絵カード・写真、手話、サイン、ジェスチャー、文字、言語等、個々に合わせて使い分けて、子どもたちからの発信ができるようにと思っています。PECSの研修にも取り組みたいと思っています。

・利用希望表・おたより等で行事予定はお知らせしているつもりです。最近ブログの更新が追いつかず、活動内容の発信ができておりませんが、今後取り組んでいきたいと思います。

・職員の自己評価につきましては、すでに実施しております。集計結果につきましては、3月末までには、この保護者評価と一緒にNPO法人ゆう・ゆう・はぎのホームページ上に掲載いたします。

 

HPアドレス

    https://yu-yu-hagi.jimdofree.com/ 

 

 

 ⑪評価項目14 ・・・ 個人情報に関することです。

・昨年度「送迎時刻表」への氏名の記載についてご指摘をいただきましたので、昨年度3月から「送迎時刻表」の配布をやめて、個人の利用カレンダーに送迎時刻を記入する形に改めております。送迎時刻につきましては、カレンダーでの確認をお願いいたします。

・顔写真や作品、氏名等の掲載につきましては、来年度も年度初めに保護者の方の許可をいただく予定にしております。ご協力をお願いします。

 

 

⑫評価項目15・16 ・・・ 危機管理に関することについてです。

 ・自然災害に関する緊急対応マニュアル、不審者侵入に関する防犯マニュアル、感染症対応マニュアルについては策定をしております。いずれも冊子にして玄関にて閲覧可能にしてはありますが、保護者の方への説明はしておりません。有事の折にはマニュアルにそってきちんと対応できるように職員研修も行ってまいります。

・今年度特記事項の中に災害時の対応について貴重なご意見をいただきました。参考にさせていただきます。

・災害時の引き渡しについて各家庭との確認が必要かと思っております。

・ドリームキッズでは、年間3回の避難訓練を実施しております。

7月;台風・土砂災害、9月:地震、2月:火災

避難だけでなく、職員の通報訓練、消火器操作の訓練等も併せて実施しております。また、消防署や図書館からDVDを借りての防災学習や、鍋を使わない防災クッキングも行いました。

1回のおたよりでは紹介しきれなかったり、毎日利用者が違うので、全員が避難訓練に参加できなかったりはあるかと思います。

・子どもたちは、学校の避難訓練も経験しているためか、ふざけることなく取り組んでいます。

 

 

 

⑬評価項目17・18・・・通所を楽しみにしているか、支援に満足しているかについてです。

・励みになる評価をいただきました。ありがとうございました。

・これからも、家庭・学校に次ぐ、第3の居場所となるように子どもたちとしっかり関わりながら、ゆっくり・じっくり・楽しく活動して参ります。

 

 

 

 

   アンケートへのご協力ありがとうございました。